
PHPの基礎を軽く学習したので、PHPのフレームワークを使って学習を進めてみようかなあ。とりあえず人気があるみたいなので、Laravelをやってみようかな。でも、難しそうだし、そもそも何からやればいいのかも分からないなあ。
という疑問にお答えします。
ボクはプログラミング学習を始めて約1年。ボク自身、基礎を軽く学習してLaravelを進めてみて、PHP初心者でも理解できるのかといった実践して感じたことと、Laravelを使うために必要なインストール手順を説明します。
ちなみに、インストールは、パソコンはMacBook Proで、ローカル開発環境のvagrantにする方法です。
結論:PHP初心者でもLaravelはギリいけそう
ボクがしてきたPHPの学習は、参考書で、『よくわかるPHPの教科書』『PHP入門講座』ドットインストールでPHPの基礎を学習した程度。あと、若干PHPやオブジェクトが絡んでくるワードプレスの基礎も一通り学習しました。
そして、フレームワークは、シンプルなので、入門者にぴったりと言われているcodeigniterをPHP入門講座で学習し、写経もしました。
そして、Laravelは実務でも割と需要があるみたいで、人気がある、なんか雰囲気がカッコいいので、Laravelを学習したいなあと思うようになりました。
そして2018年の秋くらいに、恒例の参考書探しをしました。参考書を探してわかったことは、Laravelは参考書があまり出ていないということです。
2、3数種類出ていますが、Laravelのバージョンが古いものを扱っていて、レビューなんかも使えないとこがあったりするらしいので、参考書の購入はやめときました。
参考書が微妙だということで、ドットインストールやLaravelのブログみたいな感じの記事での学習です。
そして進めていて感じたのが、ところどころ難しい単語とか概念が出てきますが、そこはググったりしつつ、とりあえず薄い理解でも手順をしっかり進めていけば、なんとかなりそうだなあということです。
という訳で、手順のしっかり説明しているコンテンツを参考に進めて、意味不明なところは都度ググったりすれば、ボクみたいにPHPの基礎をかじったくらいでも、なんとかなると思います。
もし、Laravelに興味があっても理解できなかったら無駄になるし、できるかなあと心配でしたら、ぜひLaravelにチャレンジしてみてください。
それでは、Laravelを使うための準備を説明します。Laravelを使うためには、インストールが必要です。
Laravelのインストール手順
vagrantにLaravelのディレクトリを作成
ローカル開発環境のvagrantでLaravelを使うために、Laravel専用のディレクトリを作ります。ディレクトリを作ることで、それが仮想マシンになって、サーバーになるらしいです。ぶっちゃけこの辺は詳しくないですが、PHP専用のディレクトリと自分で決めて、PHPファイルを入れて行く感じです。ruby専用のディレクトリと自分で決めて、rubyのファイルを入れていくみたいな感じの使い方です。こうやって分けることで、目的も明確になります。プロジェクトみたいな感じかも。
1.ターミナルを開いてローカル開発環境の仮想マシンを立ち上げる

vagrantは導入済みの前提で説明します。導入は、ドットインストールのローカル開発環境の動画通り進めるとスムーズにうまくいきます。
ターミナルを開いて、cdコマンドでvagrantに移動します。
コマンド:cd Myvagrant/MycentOS
上記で移動できたら、vagrantを立ち上げます。
コマンド:vagrant up
立ち上がったら、ログインします。
コマンド:vagrant ssh
これで、[vagrant@localhost ~]$ と表示されたら立ち上げ成功です。
ちなみに、ボクもよくある失敗が、すでに立ち上がっているのに、vagrant upをしてしまうことです。そうすると、vagrant up しても、エラーメッセージが出ますので、一度vagrantを停止してやり直すとうまくいきます。
コマンド:exit
このexitコマンドでvagrantを停止して、もう一回vagrant upしたらうまくいくはずです。
2.Laravelの専用ディレクトリを作成
ディレクトリ名は分かりやすければ自由です。ここではlaravelとします。ディレクトリを作る方法は、コマンドで作成、または、FTP接続するソフトでディレクトリを作る方法があります。
コマンド:mkdir laravel
このmkdirコマンドで、上記のようにすると、vagrantにlaravelディレクトリが作られます。
下は、FTP接続したりするファイル管理ソフトの画像です。コマンド操作しなくていいし、慣れてるので、こっちをよく使っちゃいます。

PHPのバージョンを確認し最新版にアップデート
2019年現在、LaravelはPHPのバージョンが7以上でないと使えないので、PHPのバージョンが古かったら最新版にアップデートします。
PHPのバージョン確認
コマンド: php -v
php -vとしたら、現在のバージョンが表示されます。

もしバージョン7以下だったら、アップデートします。
コマンド:sudo yum install -y –enablerepo=remi-php71 php
これで最新版になったら、バージョンを再確認してみます。
コマンド: php -v
これで新しいバージョンになっているはずです。
データベースのsqliteが入っているかを確認
データベースはここではsqliteを使いますので、入っているかを確認します。
コマンド:sqlite3 –version

これで、バージョンが表示されたら、すでにインストールされているのでokです。
Laravelのインストール
ここでやっと、Laravelのインストールです。
1.composerのインストール
composerというシステムを使ってLaravelをインストールしますので、composerをlaravelディレクトリにインストールします。
composer.orgに移動して、Downloadをクリックします。
すると、コマンドが表示されるので、⌘ + C 等でコピーします。
ターミナルでlaravelディレクトリに移動していることを確認して、プロンプトに⌘ + Vでペーストします。すると、composerのインストールが始まります。
インストールが終わったら、コマンドが表示されるので、そのままリターンキーを押します。
2.Laravelのインストール
php composer.pharというコマンドが少し上に表示されるので、それをコピーしてプロンプトに貼り付ける。更に付け加えて下記のようにします。
コマンド:php composer.phar create-project –prefer-dist laravel/laravel myblog
これを実行すると、Laravelがインストールされます。
ちなみに、コマンドの最後の『myblog』の部分は、プロジェクトの名前を付けないとインストールできないので、とりあえずmyblogとしています。好きな名前でokです。
これでLaravelのインストールが完了です。
インストールが終わったら、cdコマンドでmyblogディレクトリに移動して、Laravelのバージョンを確認してみましょう。
コマンド:cd myblog/
コマンド:php artisan –version

以上となります。これでLaravelを使う準備ができました。
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